府中トン子のただいま迷走中

四方山話を書くブログです。

最近pino食べました?びっくりしませんでしたか?

私はお風呂上りにアイスを食べることが好きです。単品のアイスではなく、いくつか箱に入った「ファミリーパック」を買うことが多いです。食べ応えが欲しいときはヨーロピアンシュガーコーン、爽快感を求めるときはガリガリ君など気分に合わせてチョイスしています。

 

先日スーパーに買い物に行った際、アイスの在庫が切れかかっていたので買い足そうとアイス売り場に行くと、ふと単品アイスのコーナーにあるpinoに目が留まりました。

「ほう。ピノか」私はpinoが割と好きだったことを想いだしました。最近食べていないし買ってみることにしました。

 

風呂上り、夫と一緒に買ったpinoを食べることにしました。6個あるし、1つずつ食べて3日で消化してもいいな。いや、まてよ今日は2個行っちゃうか?などと思いを巡らせ箱を開けました。

 

 

 

 

 

ち…、ちっちゃい……

 

軽くめまいがしました。私がよく食べていたpinoではありませんでした。体感では半分くらいに小さくなってしまったようでした。

 

これまでと同じ佇まいなのに小さくなってしまったpino。なんだか騙されたようなみじめな気持ちになりました。

 

後日夫がこんなtogetterを教えてくれました。

 

 

 

切ないタグ #くいもんみんな小さくなってませんか日本 実例をあげるとより切なくなる「食べ物だけじゃないよね」 (2ページ目) - Togetterまとめ

毎朝飲むトマトジュースのペットボトルが900mlという中途半端な容量だったり、うすうす気付いていたのですが、こんなえげつないことになっていたとは…

 

物価上昇に伴う原料の高騰のあおりを受け、かといって価格を上げると売れないので中身を減らすしかない企業の苦肉の策が伺えます。

景気が回復されているなら豊かな暮らしができるはずなのにみじめな小さいpinoを食べなければならない矛盾。庶民レベルでは景気回復の実感が得られない、誰のミクスやねんと思ってしまいます。

 

そもそもこのようなお菓子の大きさって、消費者の食べやすさや満足度を考えて作ったものではないのでしょうか?開発した人もがっかりでしょうね。

 

ということでもちろん1個で満足できなかったので、全部食べてやりましたよ。ええ。

10ウン年ぶりにフリーマーケットに行って気付かされた衝撃の事実

気が付けば9月。まだまだ陽射しの強い日中も吹く風は夏のそれとは変わって秋の訪れを感じさせられます。

 

8月はお出かけらしいお出かけをしなかった我が家でしたが、近所に割と広めの公園があり子供を連れて散歩にはよく行ってました。

 

ある日いつものように散歩に行くと、広場が人でにぎわっていました。近づいてみると、フリーマーケットをしていたのでした。いつもはがらんとしている公園でしたので、お祭りのような活気のある様子にうれしくなったのと、まともにフリーマーケットを覗くのは学生以来10年以上ぶりくらいだったので懐かしく思ってワクワクしながら覗いていくことにしました。

 

高校時代は、フリーマーケットに行って古着のTシャツやジーンズを物色したり、大学生のお姉さんが出店しているCDなどをお勧めされたりと普通の店舗での買い物では感じられない文化交流の匂いがして楽しかった記憶があります。

大学に入り今度は自分たちが出店するようになりました。売り物にした服をどうやったらよく見えるか配置を工夫したり、値段をいくらに設定したら売れるか考えたり、値引き交渉に応じてみたりと、参加費を考えたらほんのわずかしか利益はでなかったけど充実していた記憶があります。

 

少し脱線してしまいましたが、公園のフリーマーケットを見て回るとすぐに違和感を感じました。

 

高齢化!」

 

出店している人も見て回る人も、50歳以上のおぢさんやおばさまがほとんどだったのです。出品しているものも煮物のような色の服だったり、何に使ったらいいのかわからない壺だったり全体的に渋いのです。

 

私の思い出のフリーマーケットの光景はどこにもありません。

 

グルグルと広場を巡っていて、気づきました。フリーマーケットをする若者がいなくなったわけじゃない、リアルの世界から姿を消しただけなのだと。

 

若者たちは青空の下で行われるフリーマーケットからは姿を消し、スマホの中のフリマアプリに流れていったのだと実感しました。

 

それは目の前のフリーマーケットに集まる人たちがスマホを持たない(持っていても使いこなせていない)世代であることからも納得がいきました。

 

私が、学生時代出品したものを良く見せようとしたり、価格設定に頭を悩ませたり、値引き交渉に応じたり・・というのを現代の若い子たちはネットの世界で同じように楽しんでいるのですね。感慨深い。

 

欲しいものはなかったのですが、すごい発見をした気持ちになれたので大満足でした。

 

※フリマアプリ、私もやっています。欲しいものが安く手に入るとうれしいですよね。でもユーザーが広がったことでトラブルめいたこともちらほら聞きます。この話についても考えたことがあったのでまた後日改めてまとめたいと思います。

 

 

 

 

見知らぬおばあさんに野球のチケットを売りつけられそうになった(?)でござる、の巻

あっという間に8月です。みなさんこの夏をどのようにお過ごしでしょうか。私は特に予定も立てず家でゆっくり過ごす夏になりそうです。

 

昨年はどうだったかと日記を見返すと、やはりどこにも旅行に行かず近隣をうろうろして過ごしていたようでした。

 

そんな昨年の暑い日、子どもを連れてバスで買い物にでかけたときのことです。

 

一通り買い物を終えて、バスに乗って帰ろうとバス停の時刻表を見ると到着まで5分ほど時間がありました。

特別暑い日だったので、外で待つのはつらいと思い、近くの商業施設の中に入り涼しい中で待たせてもらうことにしました。

 

ベンチがあるちょっとしたスペースがあり、ベンチには70代後半くらいのおばあさんと60代後半と思しきおじさんが座っていました。

 

子供連れで汗だくだくの私を見かねたのか、おばあさんが「ここに座ったら?」と席を詰めてくれました。するとおじさんが気を遣って席を立ち「ここに座りなよ」と譲ってくれたのです。

 

バスが来るまでの少しの間ではありましたが、せっかくのご厚意なのでありがたく座らせてもらうことにしました。

 

子どもがいたので場が和んだのか、世間話をしばらくしていると(ちなみにあばあさんとおじさんは他人です)ふいにおばあさんが、「神宮球場の野球のチケットっていくらするものなのかしら」と尋ねてきました。

神宮球場には一昨年見に行ったものの、昨年は全く行くことはありませんでした。そこで「行ったことはあるのですが金額は忘れてしまいました」と答えました。おじさんも「ヤクルトは今年弱いからあんま見る気しないもんね」と苦笑いしていました。

 

しばしおじさんとヤクルトの悪口を言いあっていると、おばあさんがおもむろにかばんから封筒を取り出しました。

「ヤクルトのチケットもらっちゃったんだけど見に行けないから、よかったらどうかと思ったのよね」と残念そうにぽつりとつぶやいたのです。

 

反射的に「しまった!」と思い、思わずおじさんの顔を見るとおじさんも同じような表情をしていました。

 

私とおじさんの顔には『タダなら行きたい!』と書いていたに違いありません。しかしさんざんヤクルトの悪口を言った手前、気まずさ満点です。

 

おじさん「神宮でビール飲みながら野球見るのは気持ちいいんだよ」

私「そ、そうですよ。行くだけでも価値ありますよね」

 

いかにチケットが欲しいかを隠しながら、あわよくば・・という状況を醸し出そうと必死な私とおじさん。

 

そうこうしているうちに待っていたバスが来たのでおばあさんと別れ、私とおじさんは同じバスに乗り込んで帰ったのでした。

 

あの時、ヤクルトをコケ落とさなければ野球観戦に行けていたかもしれない・・とちょっと残念な気持ちを帰宅した夫に話すと、

 

「チケットの値段がいくらかという話を始めにしていたということは、行きたいと言ったらそのチケットを売るつもりだったのかもしれないよ」

と言いました。なるほどそうかもしれません。

 

チケットの値段を聞かれたあの時私が、テキトーに「1万円くらいじゃないですか、知らんけど」と答えていたら、1万円で売り付けられていたかもしれません。

 

この感覚何かと似ているなと考えていたら、昔よく見かけたUSENの店頭キャンペーンに近いものを感じました。

 

うろ覚えですが、 ドン・キホーテなどで、USENのスタッフから勧められるがままにくじを引いたら、「当選です~」と誘導されUSENのチューナーかなんかをもらえるのです。

もらったからUSENの利用が無料かといえばそうではなくて、ちゃっかり契約をさせようという腹なわけです。

 

なんか似ています。

 

何が目的か明かさず、後出してくるのはこちらにしてやられた感があり胸糞が悪いものです。

 

おばあさんが売りつけようとしたのかどうかは想像でしかないのですがね。なんかけちっぽいようなやりかねない雰囲気はあったのです。

 

想像でさんざんなことを言ってしまいましたが、一番けち臭いのはチケットをただでもらおうと心の中で躍起になっていた私なのはわかっています。もっと気高く生きたいです、ハイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

炎天下、赤子を連れて歩いていたら老婆に突然怒られた話

毎日毎日毎日本当に暑いですね。7月でこんなに暑いと12月はどれだけ暑いのでしょうか。・・というお決まりのジョークはこのくらいにして、こんな暑い日にはふと思い出すエピソードがあります。

 

我が子がまだ自分で歩けない赤ちゃんのころ、抱っこ紐で外出をしていたことがあります。30度を超えた暑い日でした。育児教室からの帰りで、やむを得ず炎天下を歩いていたのです。

 

すると、散歩中なのでしょうか。シーズーらしき小型犬を連れたおばあさんが「暑いねぇ~」と言いながらにこやかに近づいてきました。

赤ん坊を連れていると、おじいさんおばあさんによく声をかけられます。「男の子?」「今何ヶ月?」などを聞いて「かわいいね~」なんて言って目を細めて去って行かれます。

今回もそのパターンかなと思って「ホント、暑いですね~」なんて言って返すと、突然態度が急変し、「こんなに暑いのに赤ちゃんを外に出したらダメよ!かわいそうじゃないの!」と怒り出したのです。

 

今までにないパターンでした。これがネットでよく言われているやつかと思いました。

 

見ず知らずの人(特に年配の女性)が、子育てについてあれこれコメントしてくるというアレです。

「一人っ子なのはかわいそう」「男の子だけなんてかわいそう」に始まり、「靴下履かせていないなんてかわいそう」「子供に紐付けて(歩き出して目が離せない子の迷子・事故防止につけるハーネス)犬みたいでかわいそう」などなど、「かわいそう」を連発し、子供を心配する風を装ってあれこれ口出しするというものです。

 

これが身内であればまだ耳を傾けることが出来ます。文字通り他人事ではないわけですし、身内なら「靴下は履かせていたけど途中で片方失くしてしまったからもう片方も脱がせたんだ」、など事情を説明することができるからです。子育てについてわからないことや知らないことだらけなので、事情が分かったうえでのアドバイスはすごく貴重でありがたいものなのです。

 

しかし、シチュエーションの断片を切り取り、自分の子育て論に照らし合わせて一方的な説教やコメントをするのは少々モヤります。

しかも優しい顔で近づいてきていきなり怒り出すのはナイと思います。

 

このまま言われっぱなしなのも釈然としないので、私はおばあさんに対して「そうですね、熱中症にならないように注意します」と受けたうえで、視線をシーズーに向け「ワンちゃんも毛むくじゃらだから暑そう。こんな昼間に外に出したらかわいそうですね」と言いました。

 

おばあさんはムッとした表情を浮かべて、「今日は朝散歩に行けなかったから昼になったのよ!」と吐き捨てるように言ってその場から去っていきました。

 

おばあさんに事情があるようにこっちにだって事情があるんだぞ、と思いながらバスに乗り帰宅したのでした。

 

 

いやー暑いと、人はいつもの5倍くらいイラつきますね。殺伐とします。みなさんも暑さでイラついたら冷たい飲み物でも飲んでクールダウンしてこの夏を乗り切りましょう!

人目気にしてしまうあなたへ

このブログを読んでいただいて薄々お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私は人の目を気にするタイプです。反対に人のこともいろいろ気になってしまいいちゃもんをつけたくなってしまうタチです。

 

先日知人と話していて「ふむ」と思ったことがありました。その方は結婚して、実家のある広島を出てご主人の住んでいる今の街(数百キロ離れた街)に移り住んでいます。

初対面の人と話をするとき、「私は広島出身で・・」という話題になることがよくあるそうです。すると、一瞬相手の顔が曇ります。

「結婚してこちらにやってきました」というと合点がいったようで顔が和らぐのを感じます。

次に相手が「ご主人はこちらの方なんですか?」と聞くので「いえ、違います」と答えるとまた曇ります。

「夫の仕事でこちらに住むことになったのです」というと、和らぐ。

相手が「じゃあ転勤でまたどちらかに移るのですか?」と聞くので「いえ、転職したのでずっとこちらです」と答えると顔が曇る。

 

人はそれぞれ「この場合はだいたいこのパターン」というステレオタイプを持っています。

この聞いたやりとりだと、地元とは違う街に移住してきた場合、転勤で否応なくやってきたというパターンがしっくりきたのだと思われます。

結婚してないけど彼を追って移り住んだとか、日本地図にダーツを投げたらこの街が当たったから移り住んだなんて言うのはしっくりこない答えだから顔を曇らせてしまうのだと思います。

 

これに似たやり取りってどこにもあると思うのです。そしてそのステレオタイプの呪縛にとらわれてしまうことも珍しくありません。

学校を卒業したら、仕事に就き(正社員が望ましい)しかるべき年齢になれば結婚し(離婚しないことが望ましい)、しかるべき年齢になれば子供を持つこと(2~3人が望ましい)が一般的とされます。

さらに仕事のやり方、結婚相手の選び方、子供への教育、趣味、友人や親とのかかわり、公共の場での立ち振る舞いなどなど「こうあるべき」は探せばキリがありません。人の目が気になる人にとって例えば自分が退職したり、独身や子なしである場合には合点のいく説明が求められているようなプレッシャーを感じます。

 

今まさに人生の岐路に立っている人は、そんな人の目が気になって身動きが取れない人もいるのではないでしょうか。

 

でもそんなとき思い出す出来事があります。

大したことではありませんが、ずっと昔にフランスのパリを旅行していたときのこと、肩から下げていたショルダーバッグが重すぎて肩が壊れそうになったため頭にのせて歩くことにしました。

旅の恥は掻き捨てだい!と思って歩いていましたが、誰も白い目で見ることはありませんでした。別の日に普通にベンチに座っていると、おじさんがやってきて好奇心いっぱいの目で「お前は中国人か」と聞いてきました。

私がこうしたらヘンかなと思っていることなんて私の生まれ育った環境での尺度でのことで、その環境から離れてしまえば気にされなかったり、そんなことより他のことに引っかかれたりするわけです。

 

仕事に関してでいえば終身雇用なんて能力や時間を無駄にしていると考える環境もあるでしょうし、昼寝もせず朝から晩まではたらくなんてありえない!という環境もあるでしょう。狩りをするのが仕事の人にとって決まった時間に決まった場所に行ってキーボードをポチポチ叩くのが仕事なんて理解されないかもしれません。

 

つまり人の目を気にしていてもキリがないということです。それでも気になっちゃうというのであれば、世界中を旅してその考えを吹き飛ばすか、もしくは自分の生きやすい環境を見つけて精一杯、人目を気にして生きていけば今よりはマシでしょう。

 

私はと言えば、先日公園に娘を連れて行った時のこと、通りすがりのおばあさんにボーイッシュなファッションで眉毛の凛々しいわが娘を男の子と間違われたのにも関わらず、へらへらごまかしてその場を去りました。めっちゃ人目気にしてるやん!

今日は私の子供がらみで親しくしているいわゆる「ママ友」のご主人がなんとなくツボなので取り上げたいと思います。

 

仮にママ友をC子さん、ご主人をC夫さんとさせてください。

 

子ども同士が仲良しなのですが、まだ年齢が小さいのでお互いの家を行き来する機会も多くたまにご主人と顔を合わせることがあります。

 

C子さんは見た目華やかで社交的、なかなか気の強・・コホン、芯のしっかりした女性で自分のゆるぎない価値観を持っています。

子どもに対しても教育熱心で将来の可能性を広げるためには早期の教育が肝心だと思うの、と英語教室や水泳にピアノに始まり今はやりのプログラミング教室にも通わせています。

 

女性は男性に守られて大切にされるものという、1980年代のOLのような価値観を持っていてそれを叶えてくれる人と結婚したのだと語っていたことがあり、ご主人がどんな人なのだろうと俄然興味が湧きました。きっと石黒賢みたいな人なんだろうなあ、トレンディだなあと思っていました。

 

ある土曜日、C子さんの子どもは平日お稽古でなかなかうちの子と遊べないので、C子さんのお宅にお邪魔して遊ばせていただくことになりました。

ご主人がお休みで家にいるとのことだったので、遠慮したのですがC子さんは「いいのいいの。うちの旦那のことなんて何も気にしないで~」ということでした。

石黒賢じゃなくて風間トオルみたいなタイプかなあ、トレンディなんだなあと思って訪問の日を楽しみにしていました。

 

当日、玄関で出迎えてくれたのはトレンディはトレンディでもトレンディエンジェルの斎藤さんでした。

 

長くなってしまいました。C夫さんのことについては次回お話します。今日はこのへんで。

大根役者と呼ばれて

皆さんは見ていますか?ドラマ「あなたのことはそれほど(以下あなそれ)」。

私は日ごろドラマを見る習慣がないのですが、この春は少しテレビのある環境にいたこともあり「あなそれ」と、「フランケンシュタインの恋」、「小さな巨人」を何気なく見ていました。

途中でテレビのない生活に戻り、そのタイミングで「小さな巨人」は脱落したのですが、「あなそれ」と「フランケンシュタインの恋」はTVerで見続けています。(便利な世の中になりましたネ)

 

「あなそれ」は最初こそ、波瑠演じる渡辺美都と鈴木伸之演じる有島光軌のゲスいW不倫にイラつき、テレビに向かって二人に口汚く罵ったりしていました。

大概のドラマは主人公に共感や同情を持つものですが、「あなそれ」に関しては全く同情も共感もさせてくれません。

すがすがしいくらいアホな主人公はこのようなテレビドラマではなかなか珍しいように思います。それがこのドラマの新鮮なところであり、魅力と言えます。

 

ですが、回を追ううちにふと気づいたことがありました。

 

東出昌大演技上手くなってね??

 

東出昌大さんの演技は少々アレなことはご存知の方も多いと思います。

どれくらい世間に下手と思われているかというと、Yahoo!で「東出昌大」を検索すると関連検索ワードに「東出昌大 演技 下手過ぎる」と出てくるくらいです。

 

私が彼を初めて知ったのは映画「桐島、部活やめるってよ」でした。

主要キャストに抜擢された東出さんの役どころは、スクールカースト上位の男子高校生でイキがることはないがなんでもそこそこカッコよくこなすため周りから一目置かれた存在だったと思います。たぶん。

 

セリフも少ないし、感情を表にあまり出さない役だったため演技が悪目立ちをするということもなかったように思います。

 

「桐島~」のヒットに乗じて東出さんにも注目が集まり、その後もドラマや映画に出ることになります。私がその次に彼を見たのが朝ドラの「ごちそうさん」でした。

棒読みにつぐ棒読みで一話見ただけでいたたまれなくなり「ごちそうさん」とつぶやいてみるのを止めました。

 

東出さんはその後も大根役者の異名を欲しいままにしつつ、数々の作品に起用されます。

 

このイケメン俳優戦国時代のご時世、見た目が良くて演技もそこそこできる俳優はたくさんいるのにどうして東出さんにオファーがくるのか。

 

東出さんはイケメン俳優の中でも一度見たら忘れない顔だからだと思っています。

正直、私くらいの年齢でも、山﨑賢人と賀来賢人の違い、瀬戸康史千葉雄大の違いがもうわからなくなってきています。

というかどっちでもええんちゃう?とさえ思ってしまいます。

 

東出さんはというと80代の私の祖母でも認識できるのです。これって俳優さんにとって大切なことですよね。

 

しかしいかんせん大根役者なのです。俳優にとっては致命的です。ドラマを没頭してみようとしても演技が下手だとツッコミモードに転じてしまい、純粋に内容を楽しむことが出来なくなってしまいます。

 

「あなそれ」が始まる前には「おいおい、チミは作品の邪魔をしないでおくれよ」と思っていました。

 

正直、棒読みはまだ残っています。しかし彼が演じる渡辺涼太の嘘くさい程いい人なキャラクターには違和感はありませんでした。

「桐島~」の時のように役の雰囲気でごまかせる系だと思います。

 

次第に妻である渡辺美都の不倫を疑うようになり、涼太の内にある猟奇的な部分が見え隠れしてきます。

美都の前の穏やかな顔と裏腹に、美都が寝た後にスマホをチェックする様子はぞっとさせるものがあります。

また不倫していることを知っていると美都に告白するシーン。

感情を爆発させ、別れを言い渡すかと思いきや、「それでも愛し続ける」と不気味に明るい笑顔を振りまく演技はもうイケメン俳優とは思えない気持ち悪さが滲み出ます。

 

これって上手いってことですよね。

 

私は反省しました。あなたのことをどれほど見くびっていたでしょうか。これじゃ「あなどれ」です。実際見ていない間に一皮むけて侮れない俳優に成長していたのですね。

・・ええ、うまいこと言うたつもりです。

 

楽しみにしていた「あなそれ」も残すところあと一回。東出さんは最後どのような演技で私を魅了してくれるのか楽しみです。そして今後の東出さんを注目していきたいと思います。