日曜日のラジオ
我が家からテレビを撤去してもうすぐ1年が経とうとしています。テレビが面白くなくなってきたかもしれない、と感じたのを境に実験的にテレビを処分したのです。
テレビがない生活になれるかはじめは心配していましたが、野球中継が見たいと思った以外に特にテレビがないことで不便は感じていません。
テレビの代わる娯楽の中心はラジオです。ラジオは今のところ、ザッピングすることなくプロ野球の中継が聴けるAMの1局だけを聴いています。
ラジオを真剣に聴くのは学生時代に深夜放送を聴いていた以来です。
しかもべったり一日在宅しているので、下手すれば朝8時から夜11時くらいまで、ラジオはつけっぱなしにしている状態です。
ラジオは番組の時間も、番組のコーナーの時間もCMが流れる時間もほぼ毎日変わらないので時計を見なくても大体何時何分かがわかるのが魅力です。
今ではすっかりヘビーリスナーになっており、CMをそらで歌えたり、よく投稿してくるリスナーの名前を憶えていて「この人ってば、朝も夕方も投稿していたのに夜も読まれているよ。暇だねー」なんてその言葉そっくりそのまま自分に返ってきそうなくらい聴きこんでしまっています。
そんな単調な平日のAMラジオですが、土日は別のプログラムを放送しています。もちろん平日とはリスナーのタイプも異なるし、平日とのメリハリをつける意味でも違うプログラムで納得しているのですが、特に日曜の番組のラインナップは私は全然好きになれません。
特に退屈なのが、朝の健康食品のステマ的な健康番組、または宗教団体が提供しているふわっとした対談形式の番組、夜の女性アイドルの看板番組です。
どちらにも言えることは、対象リスナーが限定的であることだ。偏見かもしれませんが、朝は健康に興味のある高齢者、休日も早起きして朝のお勤めを終えた信者を対象にしているのではないかと思います。
夜のアイドルは言わずもがなそのアイドルのファンのみに限られているように感じます。
それらに当てはまらない人にとって日曜日のラジオは極めて退屈なラインナップになってしまいます。毎週毎週どうにかならないものかとうんざりしているのです。
そういえば日曜日のテレビは、家族みんなで楽しめる最大公約数のようなドラマやバラエティが中心だった気がするので、ラジオの世界と対照的ですよね。
どちらにもなじめない私にとっては、しばらくプレミアムラジコを使い他局のラジオを徘徊して、しっくりくるものを見つける「ラジオ・自分探しの旅」に出かけようと思います。
またレポートします。