府中トン子のただいま迷走中

四方山話を書くブログです。

ぽりぽりさん

私の夫はよく「ぽりぽり」をします。ぽりぽりにもたくさんあります。おかきをぽりぽり食べる、頭をぽりぽりと掻くなどなど・・


私の夫が専らぽりぽりするのは股間です。

ふとした瞬間やちょっとしたすきま時間にぽりぽりしています。横になっていても椅子に座っていてもぽりぽりします。

本人は全く無意識のようで、私が指摘して初めて自分の行動に気付くんです。そして、無防備であったところを指摘され恥ずかしいのか「チクショー!」と言って悔しがります。

 

 

 

ぽりぽりをするのは結構ですが、無意識なだけに自宅のみならずどこでもかしこでもぽりぽりしているのでは、と心配をしています。

夫は人前で話をする機会が多い仕事をしているので大勢が注目している中、ぽりぽりしていたら・・と想像してみることがあります。

マイクを持たない手でぽりぽり、PCを操作していない手はぽりぽり、ちなみに私はこのような癖が一度気になるとそればかりが気になってしまうタイプです。

 

 


例えば、電車の中で、隣に座った老人が30秒に一回「クチャッ」と口元で音を立てたとします。

私は3回くらい続いた時点で気になって仕方なくなってきます。また鳴らすか、と変な期待を高め「クチャッ」とやると、「またやった!」と不快なはずなのに胸が弾むんです。

そのような感じで、私の夫も聴衆に期待と不快感を与えているのではないだろうかと心配になってくるのです。

 

 

陰で、夫に「ぽりぽりさん」などとニックネームがつけられているかもしれません。非常に不名誉な名前です。ぽりぽりさんの奥さんなんて御免こうむりたいです。
いかんせん、ぽりぽりは無意識なので、いつその衝動に駆られるかは本人ですらわかりません。

そこで仮に外出先で、ぽりぽりをしていても股間を掻いているように見られないカモフラージュが必要になってくるのではないでしょうか。

 

 

 

イデアの一つはカモフラージュの義手をつけておくやり方です。人目には両手を体の脇に添わしているように見せかけておき、実際の両手は服の内側で股間を掻き放題の状態を作っておくのです。

こうしておけば傍目には落ち着きのある穏やかな男性に見えるのではないでしょうか。

 

 

もう一つの案は常にエレキギターを肩にかけておくやり方です。ギターで股間がガードできますし、掻きたくなったときも股間ではなくまるでギターをかき鳴らしているように見せることができます。

「あの方、ギターを片時も離さないなんて、ロックね」なんて言われてひょっとして人気が出るかもしれませんよね。

 

 

現実的に考えてこの2択しか考えられないので、ぽりぽりさん、もとい、夫が帰ってきたら相談してみようと思います。