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府中トン子のただいま迷走中

四方山話を書くブログです。

職業病自慢

自慢にはいろいろな種類があると以前ブログに書きました。今日は職業病に絡めた自慢を行う人にスポットを当てたいと思います。

 

私が小さいころ職業病というのは、例えば林業に従事している人が、木を伐採するときに使用するチェーンソーの振動によって、振動障害が起こり仕事や日常生活に支障をきたしてしまう、などということを指すと学んだ記憶があります。

 

 

しかし最近は本来の意味から発展して、その職業ならではの癖や習性も職業病と呼ぶようになり会話の中にも気軽に使われるようになりました。 職業病自慢となると、この部類に入る自慢です。

 

 

例えば、整形外科医だからつい初対面の人の骨格が気になってしまうとか、アナウンサーだからイントネーションや言葉の使い方が違うと指摘したくなるなど、「これは職業病だねー」と言って、自虐を入れながら自分の職業を自慢するのがスタンダートかと思います。

医師であったりアナウンサーであれば、比較的うらやましがられる職業なので納得できます。

 

 

ところが、この研究続けていくうちに変化球とも言える職業病自慢があることを発見しましました。

 

大学教授とお話をする機会があったときの事です。
その先生は「書類の整理をするのがどうも苦手」「試験の時などに用紙の枚数を数えるけどどうもうまくいかないんだ」などとうなだれていました。

 

 

このようなごく初歩的な事務作業は一般企業のサラリーマンはできて当たり前です。それができないというのはその世界では仕事が恥ずかしいことかもしれません。しかし、大学教授はそれが出来なくても研究が出来れば問題ありません。サラリーマンと仕事ができるできないの価値観が全く違う世界に身を置いているということを暗にアピールしているわけです。

 

このパターンは最近結構見かけます。
「今日が何曜日かわかんなくなってるよ」
「満員電車なんて長いこと乗ってなかったから、久しぶりに乗ると辛くて・・」

などサラリーマンが窮屈に感じている人(感じていた人)にのみピンポイントで気づく、職業病自慢があるのです。

 

 

そういう人に出くわした場合はにっこり笑って「○○のお仕事だとしないことですもんね」と認めることが円滑なコミュニケーションになるでしょう。毒舌が許される間柄であれば「それ自慢したいんですか?」とストレートに突っ込んでも面白いかもしれませんね。

 

 

終わりに、こないだスーパーで20歳くらいの男性が連れの女性に向かって「オレ、コンビニでバイトしているから、商品が一番手前に出てないと気になるんだよね」「オレ、自分の買い物でも袋詰め超早いんだよね、コンビニでバイトしてるからさ」としきりに話していました。

これも職業病自慢かなと思いながら連れの女性の顔を何気なく見たところ、死んだ魚のような目をしていました。彼の職業病自慢は彼女には届いていなかったようです。