府中トン子のただいま迷走中

四方山話を書くブログです。

友人Aがやってきた。

以前「友人宅にて」で取り上げた高校時代からの友人Aが我が家にやってきたときのことを想いだしたので今日はそれについて書きます。

 過去記事はこちら

huchu-ton.hatenablog.com

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私は出産し、赤ん坊の子育ての真っ最中のころでした。

 

まだ生後1か月も経たないときにAからメールがあり、「お家にお邪魔したいのだけどいつがいい?」と尋ねてきました。

赤ちゃんの生後1か月までは免疫力も低いため外出は控え、人の出入りも極力控えることが最近では一般的であるように思います。母親も、出産と産後の子供のお世話で身体がガタガタな頃でもあります。

 

私は「〇日に1か月健診があるのでそれが終わってから連絡するよ」と返しました。〇日が過ぎ早速Aから「〇日が過ぎたけどいつがいい?私は△日、×日、□日がいけるよ」とメールが来ました。

 

こちらから連絡すると言ったのに早速かよ!と思いながら日にちを決めました。その数日後「旦那も赤ちゃんを見たいと言ってるんだけどいい?旦那が一緒なら食べたいお菓子を買わせて持っていくよ」というメールが来ました。

過去記事のとおり、別に私はそのご主人と親しいわけではありません。ただ、Aの家に行くともれなく彼がいて、もれなく会話するところに同席していて、もれなくとなりでひっそりと相槌を打っている、それくらいの関係性です。

それにAはいつもAの夫をコケ落としていて、嫌悪感をあらわにしています。それなのに何故二人でわざわざ来る必要があるのでしょう。

 

ちなみに私の夫はAに会ったことはなく「家族ぐるみの付き合い」というわけでもないのです。

 

二人で来ることが本当に謎すぎます。

AやAの夫にとって私は二人で訪問することが当然なくらいの仲良しだと思っているのでしょうか。それともアメリカンナイズされていて、行動は夫婦単位で、という考え方の持ち主なのでしょうか。

 

しかし、Aは来てよくてAの夫には遠慮してもらう理由も見つからず、「どうぞ」と受け入れることにしました。

 

私は当時子供に母乳を与えていましたので、二人が訪問中に授乳することがないよう訪問予定時間に合わせて、子供にたっぷりと母乳とミルクを与えておきました。

 

これで3時間はぐずらずにいてくれるだろうと思った矢先、Aからメールが来ました。

「ゆっくり昼食を食べて、お土産のお菓子を作っていたら出るのが遅くなっちゃった。のんびり待っててね」とのこと。

 

これまでなら「ほうほうそれならのんびり待っておこう」と思えるところですが、こちらは子供がぐずらないように逆算して授乳をしてたのが台無しになってしまったので穏やかにはいられません。

そして『私の好きなお菓子を買ってくれるために旦那を連れていくということだったのに手作りするなら連れてくる理由なくね?』ともツッコミを入れずにはいられませんでした。

 

予定から遅れて夫妻は到着し、手作りのお菓子を食べ雑談を交わしました。するとそれまですやすやと眠っていた子供がお腹を空かせてぐずり始めました。

 

授乳をせざるを得ず、二人に断って彼らに背を向けて部屋の隅で授乳を始めました。二人は気を遣ってキッチンの方に移動していたのですが、手持無沙汰になったのかキッチンにあるものについて「このお菓子食べたことないね」とか「ここの魚焼きグリルは両面焼きだね」などと会話していました。私の方を見ないようにした配慮はありがたいのですが、キッチンのことをあれこれみられるのも恥ずかしくて戸惑いました。

 

その後しばらくして二人は帰っていきました。そのときは、二人に対して苛立ちの気持ちが強かったように思います。しばらく日を置いて彼女たちの立場に立ってみることにしました。お祝いを渡しに行ったのに子供はワーワー泣き出すし、いきなり同じ部屋で授乳し始めてどうしていいかわからなかったという風に感じているかもしれません。

 

授乳のために別室に移動した方がよかったのか、旦那さんが来るのを断った方がよかったのか・・

仮に旦那さんの訪問を断ったとしてもA単独でも何らかのモヤつきを残して去っていくと考えられるので、初めからAの訪問を受け入れない方がよかったのかもしれません。

 

Aの押しつけがましさは相変わらずですが、良かったことを見つけるとすればこの日はAのAの夫に対する態度が柔らかかったことでしょうか。二人だけで休日を過ごしても楽しく過ごせるようにさらに仲良くなってもらいたいものです。